再生医療・創薬への細胞量産システム

環境の変化に備えた最先端医療へのアプローチ

新型コロナウィルスのような未知の新種ウィルスに対し、抗ウィルス薬、治療薬の開発における安全性とスピードの両立は難題です。

また、iPS細胞に代表される、再生医療においては、いかに細胞を増殖させるかがポイントになります。

それらの難題に本プロジェクトは向き合います。

Project leader: IPN株式会社 長澤英二

アプローチ)

  • 再生医療、創薬への適用を目指した細胞培養の量産化による価値創造(市場インパクト)と市場規模の徹底検討
  • チーム構成と戦略の立案(再生医療、創薬認可システムの規制とのマッチング)

細胞医療につなげる細胞培養

 

  • 間葉系幹細胞(MSC)や胚性幹細胞(ES)やiPS細胞による細胞再生、臓形成を目的とした細胞培養
  • 臨床試験前段での創薬開発のための細胞培養
  • 遺伝子治療、免疫再生医療
    1. キメラ抗原受容体T細胞(CART)療法での細胞培養、加工
    2. 抗原特異的ヒトT-iPS細胞から若返った抗原特異的T細胞の再分化誘導(サイラ金子研究室)

日常の変化をデジタルに把握するセンシング技術

目に見えない、自覚しづらい身体の変化を日々のモニタリングで予兆を捉えて、早期治療につなげたり、また情報を一元管理することで、集団の状態・変化を捉え、適切な対応を安全かつスピーディーに対応することにつなげられると考えられます。

センシング技術を活かしたアプリ・サービス例)

【個人】
  • 日常人間ドックプロジェクト
    1. はかる(測る、計る、量る)→各種センサー
    2. わかる(解る、分かる、判る)→AI解析、オープンAPI
    3. おくる(送るsend{自助}、贈るgive{共助})→各種デバイス
  • 遺伝子、環境要因、生活習慣を各種センシング技術でデータを収集してクラウドで一元管理⇒送る、贈る(自助、共助)
【医療機関・サービス】
  • 環境要因・生活習慣のさりげないセンシングを実現する新たなデバイス(各種センサー:飲み込み体温計等)
  • ゲノム情報による体質・疾患リスク・薬剤応答性の安価な評価法
  • 生活習慣・環境要因・ゲノム情報の一元管理
  • 革新的なパーソナルヘルスプラットフォーム(PHR)
  • ヘルスケアビッグデータ解析に基づく将来の健康状態の提供サービス
  • ドクターや健康コンシェルジェからの生活アドバイズ・予防支援サービス
  • 各種センサーデータを統合し、AI解析とオープンAPIによる連携サービス